機動戦士ガンダム 水星の魔女の9話の戦闘シーンがよくって思わず泣いてしまうほどに感動してしまった。
いうて、自分はお涙頂戴は響かないのだが、いうて9話の戦闘シーンはすごくよかった。
あと、戦闘においてお手本と言っていいほどに映像の構成がいい。
ということで、戦闘シーンを見てみる。
戦闘開始前のシーンでスレッタを中心に左下から右上へ展開している所。
基本的に強者は画面の右である。
そして、接敵していくのだがシャディクの取り巻き達がスレッタを追い越して右側へ移動する。
このあとスレッタ以外の戦闘があるのだが省略。
そして、スレッタ以外が戦闘不能になったあとシャディクの取り巻き達は右側からスレッタを攻撃するようになる。
これは仲間がやられたことで戦力のバランスが崩れたことを表している。
このようにガンダムは右からの攻撃を受けている。
チュチュがやられるときのスレッタは画面左から右を見ている(下手位置)
この後のシーンはほぼすべてでシャディクが右(上手位置)でスレッタが左(下手位置)になっている。
これはつまり、個々で対決した場合はシャディクのが優勢と読み取れそうだ。
追い詰められたあと、スレッタが別人?だがになって覚醒するシーンで一気に画面右へ移動する。
コックピットのカットも右から左への構図になっている。
覚醒したシーンではスレッタの声色も変わっているが、ミオリネも察していて「スレッタ?」とだけいう。
他の人は気づいていないみたいなのもポイントで、ミオリネだけがスレッタをよく見ているというのがわかるシーンでよい。
シャディクの取り巻きが負けて、シャディクが出てくる所。
ただ、やはりシャディクが右(上手位置)なので単純な戦闘能力はシャディクのが強いのかもしれない。
地球寮の一撃によって破れるシャディク。
画面外だが、ビームが来ているのは右からである。
後ろを見るシャディク。
一番の強者だと思っていたが、思わぬ伏兵がいた。
一人ではどうにもならない所をみんなで支えあうことで成せることもある。
これはもちろん戦闘だけでなく、シャディクがミオリネにできなかったことである。
独りよがりではダメだというのを決闘シーンで表している。
負けたシャディクは左側です。
ということで、9話でシャディクというキャラを決闘シーンでうまく表現していた。
また、単騎対決ではシャディクはスレッタより強い可能性はあった。
が、仲間という存在が勝敗を分けたということである。
まぁ、スレッタのみんなっていうのが地球寮のみんなではなく、スレッタママの娘たちっていう意味っぽいけど。
以上。