今回は11話、原作は4巻
キャラバン？
冒頭のミラがキャラバンを見つける所だが、なんかちょっと違うきがする。
原作ではプライマルフォレストの前に立ち寄った村に再度立ち寄り、そこに行商キャラバンが通るという流れである。
アニメではそもそも村がカットされているので、このような変な描写になっていると思われる。
噂話1
セロがミラに噂話をする所1つ目は、幽霊船の話。
カディアスマイト島。それは現在いるアース大陸と、アーク大陸の合間に位置する島の名である。シュメゴーフェ地方最強の海軍を保有するヴァーリ軍港国を筆頭に、現在はカディアスマイト連合国として有名だ。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 211P
噂話2
噂話2つ目は、天空城の話。
吹き付ける風雨で視界が悪い中、黒く厚い雲が一瞬の閃光に照らされると、そこに大きな城の影が映ったそうです。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 214P
この世界では飛行船は3年前にできたもので割と最近のものとのこと。
噂話3
3つ目、もはやアニメのこの絵だけだとわけがわからないが、砂漠の地下にある黄金都市の話である。
それは何かと訊けば、彼は砂地獄の先で拾ったのだと答えました。詳しく聞けば、彼が落ちたのは地下遺跡ではなかったようです。そこには巨大な都市が大きな地下空間に切ろがっており、その全てが黄金色に輝いていたというのです。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 218P
ウネコとエテノア
ウネコとエテノア。でかいほうが妹のエテノアだが、リボンが赤い。原作では青である。
トレードマークの青いリボンを揺らしながら、妹エテノアが答える。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 233P
花畑はなくなりました
森を抜けて広い場所にでるが、原作では花畑がある。
そこには、青一色の花畑が広がっていた。大きさは小さな村程度だろうか、見渡す限り一面の花畑で不思議とそこだけ霧が晴れている。そして、蠢く魔物達の姿もよく見えた。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 240P
割と花畑であるのが重要なきがするのだが、もう11話だしみたいな手抜き感を感じる。
名前変更
セロが「かいぎんじし」と「こんじきしし」と言っているが、原作と名前が違う。
「あれは、灰銀狼(かいぎんろう)と金色獅子(こんじきじし)に見えますね」
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 241P
謎のじゃんけん
急にミラとセロがじゃんけんしだすが、原作ではしてない。
「では、ミラさんは金色獅子をお願いします」
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 242P
セロが普通にミラに金色を頼むと言っている。
剣は一本に
ミラが金色獅子にとどめをさす所。
原作では2本召喚している。
堪らず崩れ落ちた金色獅子の頭上に魔法陣が現れると、そこから二本の腕が飛び出し、手にした黒剣を鋭く奔らせたのだ。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 245P
石版
ミラが石板を見つける所。
六芒星と、特徴的な記号に図形。それは賢者の一人ソウルハウルが神命光輝の聖杯を求める理由であろう、『悪魔の祝福』と呼ばれる刻印と瓜二つであった。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 250P
アニメでは悪魔の文様？と言っている。
やっぱり花畑はなくなりました
ミラが石板に触れて過去に飛ばされたシーン、原作では見渡す限りの花畑である。
森に囲まれた青い花畑だったはずのそこは今、どういう訳か見渡す限り遠くまで続く絢爛な花畑になっていたのだから。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 250P
ちなみに原作では木の向こう側が草原になっているので、アニメではいきなり草原に飛ばされたのかもしれない。
消えるミラ
なんか位置関係がよくわからないが、原作では祭壇っぽいところまで歩いて行っている。
そうして話している内にも歩き続けた二人は、気付くと遠くから見えた人工物の一つである白い方に足を踏み入れていた。
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 258P
原作者の知らないベンチ
謎の男が最後にいう台詞だがアニメだと「まぁわかるよ」？的なことをいっているが、原作ではもっとヒントぽい台詞を言っている。
「黒……で…………する………皆……魔……──」
賢者の弟子を名乗る賢者 4巻 259P
アルカイト王国炎上
ラストでアルカイト王国が魔物に襲撃されているシーンだが、たぶんアニメオリジナル？
原作では普通に平和なアルカイト王国に戻ってソロモンに報告している。
11話まとめ
アニメ11話は原作4巻の199Pあたりから267Pまでだが、改変や省略部分が多かった。
全部書き出すのは不可能なので書かないが、必要な部分までカットしている感がいなめなかった。10話は割と原作に忠実だっただけにかなり端折った感が強い。
次回、最終話だが完全にアリオリ回っぽいので原作比較ではなく単に感想になるだけかもしれない。
