2022年に見たアニメまとめ。
見たアニメ一覧
完走作品43 未完走17
面白かった作品には末に★
冬アニメ 完走
・明日ちゃんのセーラー服 ★
・ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン
・CUE! ★
・賢者の弟子を名乗る賢者
・時光代理人 -LINK CLIK-
・失格紋の最強賢者
・スローループ ★
・その着せ替え人形は恋をする ★
・天才王子の赤字国家再生術
・プリンセスコネクト!Re:Dive Season2
・リアデイルの大地にて
冬アニメ 未完走
・怪人開発部の黒井津さん
・からかい上手の高木さん3
・終末のハーレム
・東京24区
春アニメ 完走
・サマータイムレンダ
・史上最強の大魔王、村人Aに転生する
・処刑少女の生きる道 ★
・SPY×FAMILY
・BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- ★
・まちカドまぞく 2丁目 ★
・ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期 ★
春アニメ 未完走
・RPG不動産
・盾の勇者の成り上がり Season2
・パリピ孔明
・ヒーラー・ガール
・魔法使いの黎明期
・勇者、辞めます
夏アニメ 完走
・異世界薬局
・Engage Kiss
・オーバーロードIV ★
・シャインポスト
・転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~
・メイドインアビス 烈日の黄金郷 ★
・ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season
・リコリス・リコイル
夏アニメ 未完走
・異世界迷宮でハーレムを
・最近雇ったメイドが怪しい
・はたらく魔王さま!!
・惑星のさみだれ
秋アニメ 完走
・アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】 ★
・アキバ冥途戦争 ★
・陰の実力者になりたくて! ★
・「艦これ」いつかあの海で
・機動戦士ガンダム 水星の魔女 ★
・サイバーパンク エッジランナーズ ★
・新米錬金術師の店舗経営
・チェンソーマン
・Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- ★
・農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
・不徳のギルド
・ぼっち・ざ・ろっく! ★
・ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ
・ヤマノススメ Next Summit
・勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
・恋愛フロップス
秋アニメ 未完走
・悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
・うる星やつら
・4人はそれぞれウソをつく
めっちゃよかった作品
スローループ
原作はまんがタイムきららフォワード。
きらら系というと四コマ漫画のイメージではあるが、まんがタイムきららフォワードは四コマではない。
あらすじとしては主人公のひよりが小春と出会って家族というものを再認識する話である。
ひよりは父を、小春は母を亡くしており題材的には結構暗めではある。
ひよりの母と小春の父が再婚して二人は姉妹同士になるわけだが、もちろん最初からうまくいくわけでもなくギクシャクする場面もある。そこにひよりの幼馴染みの恋を真ん中に置くことでいい意味での三角関係になっているのがよい。
アニメーションとしてはかなり原作に忠実であるが、原作にない描写や演出が入っており完成度は高い。
ただ、話が暗めであるのと原作に忠実であるがゆえにアニメーションとしての遊びは少なく世間の評価はと低めではあると思う。(円盤の売上等を見る限り)
しかし、全体的なクオリティは高く丁寧なアニメーションであるのは間違いないのでよかった作品とした。
まちカドまぞく 2丁目
原作はまんがタイムきららキャラット。
こっちはスローループと違って四コマである。
2丁目とつくように第二期である。
あらすじとしては主人公のシャミ子が桃とイチャイチャする話である。
といっても、シャミ子は闇の一族の末裔であったり、桃は光の一族の末裔だったりと設定としてはバトル漫画にできそうではあるがメインはやはりシャミ子と桃のドタバタコメディであろう。
1期では主に舞台設定と登場人物の紹介がメインであった。
2期では登場人物が増えさらに闇と光の一族設定や桃の義理の姉である桜も登場し、世界の謎にせまっていた。
なので、1期より2期のが面白いというアニメでは割りと珍しい現象が起きていた。
アニメーションとしての特徴としてはかなりのハイテンポである。
喋るスピードも早いし、会話のテンポも早い。
原作が四コマ漫画であるがゆえの采配ではあると思うが、かなりハマっていて見ていて飽きないしあっという間に24分経った感がある。
映像的にはこれといって秀でている所はなかったと思うが、6話がよかったのと安定した面白さで、よかった作品とした。
サイバーパンク エッジランナーズ
原作はサイバーパンク2077というコンシューマーゲーム。
ただ、本アニメはゲームの前日譚であり、ゲームの直接的なストーリーのつながりはない。
あらすじとしては主人公ディビッドとルーシーの愛の物語である。
また、サイバーパンクな世界設定であり、サイバーウェアと呼ばれる機械を人体に埋め込むのが普通の世界になっている。
サイバーウェアによって人体の能力を向上させることができるが、過剰使用によりサイバーサイコシスという凶暴化して人間性を失う病を発症する危険性がある。
主人公のディビッドは圧倒的にサイバーウェアへの適性の高さ故に過剰使用からのサイバーサイコシスを発症してしまう。
ルーシーを守るためにはサイバーウェアを使わなければならない、しかし使えばディビッドでなくなってしまう。
ディビットに人間でいてほしいルーシーと、ルーシーを守りたいディビット。
ルーシーに夢を叶えてほしいディビットと、一緒に夢を見たかったルーシー。
この2つのすれ違いが、高度に発展した世界でも人間の悩みは変わらないのだなぁと実感させる。
映像的にはヌルヌル動いて見ていて気持ちのいいものである。
難点としてはNetflix配信限定であること。
ぼっち・ざ・ろっく!
原作はまんがタイムきららMAX連載の四コマ漫画。
主人公の後藤ひとりはコミュ障で陰キャで、友達がいない。
中学1年からギターを始めるが、結局ライブをすることもなく中学を卒業する。
高校に入り、公園にいる所を伊知地虹夏に助っ人ギターを頼まれて…。といったストーリー。
本作のアニメーションレベルは非常に高い。
作画、構図、演出どれを取っても今年最高レベルであった。
特にアニメでは珍しく光と影の演出がよい。これは後藤ひとりが陰キャ=影であるからであろう。
また、本作はバンドアニメであるがライブシーンを真面目にやっている作品である。
というのも、楽器の演奏はアニメはかなり鬼門で中途半端にやるぐらいだったらカットしたり、バストアップでごまかすのが普通である。しかし、本作は本当にライブをしているのがすごい。
しかもそれを5,8,12話と3回やっているのだから制作スタッフ陣の熱意が伝わってくる。
また、アニメ本編以外でもよかった点が音楽である。
本作はバンドアニメであるので劇中歌もあるし、またEDが変わるのでED曲が複数ある。
それぞれ曲が登場したアニメ放送直後に配信でリリース、YoutubeでMVを公開するなど、盛り上げ方がうまかった。
単話でよかったやつ
スローループ 1話
物語の導入としてかなり丁寧が作りであった。
主人公ひよりの孤独感を台詞ではなく、色々な映像で表現していた。
1話を解説した別記事もあるのでよかったらそちらもぜひ。
まちカドまぞく 2丁目 6話
めっちゃよかった作品でも触れた6話。
まず、まちカドまぞくは非常にテンポが早い。
台詞も早いし、映像のカット割りも早い。
その中で6話の桃がシャミ子に笑顔を見せるシーンはびっくりした。
というのも、約10秒近くも止まっているからである。
前述した通り、かなりのテンポのアニメである。
そこをいきなり10秒止めるのはなかなか勇気がいると思う。
ただ、しっかりと止めたことでシャミ子の感情のぐちゃぐちゃ感を表現出来ていた。
リコリス・リコイル 3話
よかった所はもちろん、噴水のシーン。
上からの命令を無視して自分で考えて行動したことで組織から戦力外通告されたたきなを千束が褒めるシーンである。
カット割りが素晴らしい。
ぼっち・ざ・ろっく! 4話
ぼっち・ざ・ろっく!はすべての話数よかったが、特によかったのは4話である。
ライブシーンがある5話とかもいいのだが映像的に圧倒的によかったのは4話。
特に山田リョウと後藤ひとりが喫茶店で会話するシーンは秀逸。
ただの会話シーンであるが、山田リョウがどんな人物であるがよくわかる素晴らしい映像である。
というもの、アニメでありながら、ちょっとした目線の動きと表情で演技をつけている。
実写では割りと簡単なことであるが、アニメではかなり難しいことである。
4話単独で解説した記事があるのでよかったらどうぞ。
ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ 7話
画像は省略。
アマゾンプライム独占配信であった為、1期ほどの盛り上がりがなかったと思われるポプテの2期。
7話のヘルシェイク矢野回は、色々な意味ですごかった。
1期では一つのコーナー扱いであったが、2期では全編ヘルシェイク矢野回である。
紙芝居系アニメの凄さと、声優の凄さの両方がわかるある意味衝撃回。
よかったOPやED
リコリス・リコイルOP
すでに別記事で解説してあるのでそちらをご覧いただきたいが、映像の基本に忠実でよく世界観を表しているOP。
ぼっち・ざ・ろっく! OP
ラストの後藤ひとりが背を向けて歩くシーンすこ。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- OP
キャラクターの可愛さがギュッとつまったOP。せるふとぷりんが踊ってるシーンすこ。
勝手に最優秀声優賞
いっけが独断と偏見により決める今年よかった声優さん。
最優秀声優賞は「青山吉能」さんです。おめでとうございます。
受賞理由としてはぼっち・ざ・ろっく!の後藤ひとり役の演技が素晴らしかったから。
最初にぼっち・ざ・ろっく!を見たときはなんかうまい新人さんいるなぁとおもったら新人ではなかったですね。
青山吉能さんといえばWake Up, Girls!で2014年に声優デビュー。
8年目にして大ヒットアニメの主役ということで、本当におめでたいですね。
ぼっち・ざ・ろっく!のアニメの出来がよかったのはもちろんですが、青山吉能さんの演技があってこその後藤ひとりだと思います。
また、ぼっち・ざ・ろっく!の12話EDの歌も素晴らしかった。
2022年アニメまとめ
2022年で一番よかったのはぼっち・ざ・ろっく!です。おめでとうございます。
アニメ本編のクオリティもよかったうえに、楽曲配信もアニメ放送後にすぐ行われていて本編以外のスタッフの愛を感じました。
また、今年はCloverWorks制作のアニメが全体的にクオリティが高かったです。(明日ちゃん、着せ替え人形等)
来年もCloverWorks制作アニメは要チェックなきがします。
以上。