2022年夏アニメのリコリス・リコイル(以下リコリコ)のOPが素晴らしいので語ってみたい。
OPで千束とたきなの出会いから、二人の関係性を描いていてとても良い。
OPはYoutubeで公開されているので1回見てみてほしい。
TVアニメ『リコリス・リコイル』ノンテロップOPムービー|ClariS「ALIVE」 – YouTube
では、以下はスクリーンショットを交えつつ解説。
ちなみに、千束はリコリスの中でも最強格であるから常に映像の右、つまり上手にいる。
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喫茶リコリコの扉を明けてCLOSEからOPENにする、千束。
これはもちろん物語の始まりを意味する、千束の手によって。
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千束とたきなが階段を上がっていくシーン。
最初に千束が常に上手にいるといったが、いきなり下手にいるがこれはあとのシーンにつながるので下手にいる。
このシーンは微妙に斜めになっているので千束とたきなが交差するといった感じであろう。
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階段登ったあとのシーンでタイトルロゴ。
これは千束とたきなが交差したからここでタイトル、ただし今のところは交差しただけ。
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千束とたきなが歩いているシーン、ここではちゃんと千束は上手、たきなは下手になっている。
階段のシーンでは正面を向いて奥から手前に歩いてきていて、その次のシーンで後向きで奥に歩くシーンになる。
つながりを考えると階段のシーンでは千束は下手にいないと映像的に気持ち悪いので階段では上手と下手が逆になっているという風に考えるのが自然であろう。
ここでは二人とも振り向いていることから気づいてはいるが、しっかりとは確認していない。
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次のカットでは制服姿の千束とたきなが近くにはいるが、目線も体も合わせていないので近くにはいるが接触はしていない。
また、喫茶リコリスはCLOSEになっていることからもうかがえる。
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そして、喫茶リコリスの服に着替えると向かい合ってるが、表情がないので出会ったばっかりといった所だろう。
喫茶リコリスはOPENに変わっているので二人の関係が始まったという描写。
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そして、次は主要キャラの全登場カット。
これも千束が一番上にいるので千束が上位、たきなは次といった所。
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順番にキャラを写していって、最後に千束になる。そしてカメラ目線。
ここから千束のカメラ目線がめっちゃ多い。
カメラ目線は登場人物が視聴者に訴えかける事になるので千束は俺たちに何か言いたいのだろう。
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曲的にはサビになり一番盛り上がる所だが、千束とたきなは登場せず、モブが背中を向けて奥に歩くシーンになる。
ただ、髪の長さ的に左がたきな、右が千束を表していて昔もこういうコンビのリコリスがいたということだろうか。
わざわざ二人の髪色を設定してライトが当たっているので。
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戦闘シーンだが、窓ガラスが二人と関係なしに割れてるのでこれは先生視点かな。
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千束、上手。
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これも上手。カメラ目線っていえばそうだが、このシーンは若干違うきがする。
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上手から下手へそしてカメラ目線。(かわいい)
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ここから私服連続シーンだが、ここでも千束は上手でカメラ目線。
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続いてたきな、上手よりだがカメラが左から右へと動いている。
若干目線外してるきがする。
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そして千束へ、カメラ目線。キャラ配置は上手より。
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たきなにもどってきて下手より、ここもやっぱりやや目線外れてるきがする、けど気の所為かも。
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千束にもどってくるが珍しくカメラ目線ではない。
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ここでまたたきなにもどってくるが、視線の方向が千束と同じ方向を向いている。
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ほぼ正面カットだが、向きは左に向いている。
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一貫してたきはな左を向いているのがわかる。
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このあと時計回りで回転。
私服連続シーンはここで終わり。だが、冬がない。EDも冬がないのでたぶん意図的。
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もちろん千束は上手、真ん中に壁があるので一度分断か対立することでしょう。
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こんな顔してたら一回はなんかやりそうですね。
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そして、最後の二人のカット。二人の関係性がわかるめっちゃいいシーン。何回もみちゃう。
もちろんここも千束が上手である。
OPの1分30秒で千束とたきなの出会いから関係性を描いた秀逸なOPであった。